葛飾区の行政代執行

◆ 葛飾区が行政代執行で空き家を解体

今年3月、葛飾区が行なった行政代執行は、所有者が判明している空き家に対する解体撤去としては全国初ということで話題になったニュースです。

これは「空家対策特別措置法」に基づくもので、所有者が修繕等の改善の指導に従わなかったためと報道されていました。

行政代執行には約180万円の費用がかかり、これは葛飾区から所有者に対して請求されます。

 

◆ あまり報道されなかった問題点

所有者は70歳代の女性で、この建物には20年以上前から誰も住んでいなかったとのことです。

ニュース映像を見た一般的な感覚として、次のような疑問が湧いてきます。

(1)なぜ20年以上も放置していたのか。

(2)最悪でも土地を売却すれば建物解体費用は捻出でき、それは行政代執行の費用よりも少額であった可能性が高い。

これらの疑問に対する答えとして考えられるのは、(登記事項を確認していませんが)この建物の敷地が建物所有者の名義ではなく『借地権』であったのではないでしょうか。

事情は不明ですが、土地の所有者(地主)との協議がうまくいかず「建替え(修繕)したかったが建替え(修繕)が出来なかった」ために放置されてきたと思われます。

もしも、建物が取り壊され借地権が無くなり、180万円の債務だけが残ったとしたら悲劇です。

◆ 借地の他にもある、不動産の“問題”

<未接道、接道不適格>

建築基準法上の接道要件を満たしていない土地には建物を建てられません。隣接地の所有者との協議により解決できることもあります。

<狭小地>

狭い土地は活用方法が限られてしまいます。隣接地所有者との協議により解決できることもあります。

<建物や構築物の越境>

自分が越境している場合、相手が越境している場合、いずれも早期に解決方法の合意をすべきです。

<境界未確定>

境界の問題は非常にデリケートです。些細なことが切っ掛けで大問題に発展することもあります。

 

これらの不動産の“問題”は解決までに時間がかかることが多いです。

手遅れになる前に、早期に専門家に相談されることをお勧めします。

私に何かお手伝いできることはありませんか?

残念ながら「知らない」ために損することが、世の中には数多くあります。

私は22年間、不動産関連、相続対策関連のコンサルティング会社に所属し、その間、様々なご相談をいただき、解決のお手伝いをさせていただきました。

そのときの経験はきっと貴方のお役にも立つはずです。

「あの時、相談しておけば…」と後悔しないように、疑問や不安を解消してスッキリした毎日を過ごしください。

 

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