ところで世界には人口1億人以上の国はいくつあるのでしょう。
1位は皆さんご存知のとおり中国です。
13億5400万人。日本の10倍です!
そして2位がインド、12億2300万人。
ここまでは一般によく知られていると思いますが、3位以下はどうでしょうか。
3位はアメリカ、3億1400万人。
4位はインドネシア、2億4400万人。
5位はブラジル、1億9800万人。
6位はパキスタン、1億7800万人。
7位はナイジェリア、1億6400万人。
8位はバングラデシュ、1億5000万人。
9位はロシア、1億4100万人。
10位は日本、1億2700万人。
11位はメキシコ、1億1400万人。
人口が1億人以上の国はこれら11カ国です。
ところでヨーロッパの国が出てきません。
ヨーロッパは小さな国が多いです。
ヨーロッパで一番人口が多いのはドイツ、8100万人。
以下、フランス6300万人、イギリス6300万人、イタリア6000万人。
どうでしょうか。ドイツは日本の3分の2、フランス、イギリス、イタリアは半分です。
さらに知名度の高い国を見てみると、数年前から話題のギリシャは1100万人。東京都より少ない!
それからスイスも、800万人!
社会保障制度や税制が話題になる北欧4ヶ国では、スウェーデン950万人、デンマーク550万人、フィンランド540万人、ノルウェー500万人。
実は日本は大きな国です。
ニュース番組で「アメリカはこうだ」とか「フランスではあーだ」とか言いますが、そのテーマによっては人口の違いが重要で、単純な比較はできないこともあります。
そこまで丁寧な報道を期待するのは無理なので、自分自身の“もの差し”を持つことは大切だと思います。