2014-05

2: 遺言・相続・家族信託

遺言執行者の指定

遺言執行とは、遺言を遺した人の死後に遺言内容を実現する手続きのことです。そして、その手続きをする者が遺言執行者です。遺言執行者は、遺言者が遺言の中で指定することが多いと思いますが、遺言で指定されていない場合には家庭裁判所に選任してもらうこと...
2: 遺言・相続・家族信託

遺言書の書き方講座①

遺言を遺すのは、自分が亡くなった後に残される配偶者や子供にとって役に立つと思うからでしょう。しかし折角書いた遺言書が不明確だと、相続人がそれぞれ異なる解釈をして争いの元になることもあります。また、善かれと思って書いたことが実現不可能で相続人...
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みなし相続財産とは

生命保険は保険会社との「契約」です。保険料を支払い、保険金の支払事由(被保険者の死亡)が発生した時に死亡保険金が支払われるという「契約」です。一方、相続とは亡くなった人の財産(および債務)を承継することですから、亡くなった人が元々持っていた...
2: 遺言・相続・家族信託

遺言書の種類

遺言書の方式は法律で決められています。特別なものを含めると全部で7種類ありますが、普通の方式は次の3種類です。それぞれの特徴をまとめておきます。
2: 遺言・相続・家族信託

認知症の人の遺産分割協議

相続人の中に認知症や知的障害、精神障害の人がいる場合には、遺産分割協議ができません。 遺言書が無い場合には法定相続人全員による遺産分割協議を行いますが、法定相続人であっても認知症などの人は、正しい判断能力を欠く可能性があると考えられ法律行為...
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ある日の都税事務所

ある都税事務所で相続手続きに必要な固定資産評価証明書を取得してきました。私の立場は「相続人代表者の代理人」で、被相続人名義の不動産の評価証明書を請求したわけです。もちろん相続人代表者からの委任状を持参しています。請求書と一緒に委任状を提出し...
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相続人が誰かを調査する

相続とは亡くなった方(被相続人)から相続人へ財産などを移転する手続きですから、相続人が誰かということは重要です。一般的には相続人が誰かということは親族なら知っていることですから、わざわざ調べる必要は無いと思われることでしょう。しかし、預貯金...
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未成年者の遺産分割協議

遺言書が無い場合は、法定相続人が全員で遺産分割協議を行います。遺言書があっても、分割方法が指定されていない遺産がある場合も同様です。しかし、法定相続人でありながら遺産分割協議に参加できない人もいます。そのひとつの例が未成年者です。