東北地方の別荘地の売却

昔は色々と考えて買ったのに、いつの間にか年月だけが過ぎてしまった別荘地。

今も需要があればいいけれど、完全に取り残されてしまったエリアだったらどうするか?

 

【お悩み】

25年前、不動産価格が最も高かった頃、東北の別荘地に60坪の土地を購入した。「値上がりしたら売る」「別荘として使う」「老後に永住する」など様々な選択肢があり、いずれにしろ損は無いと考えていた。その後、不動産価格は下落し、利用する目処もないまま固定資産税だけを支払い続けている。子供たちも「いらない」と言っているので、自分が元気なうちに処分したい。

【経過】

①当該地の需要を調査したが、既に別荘地としての人気が無い地域のため売買事例も少なく、ほぼ需要がないことを確認した。

②同市内には一般の建売住宅も販売されており、建売業者と交渉を行ったが、当該地は鉄道駅やバス停からの距離が離れており、住宅用地としての売却も困難であることが分かった。

③隣接地を調査した結果、隣地も同様に未利用であり、所有者は神奈川県在住であることが判明した。隣地が未利用のままである理由は不明であり、所有者についての情報も全く無かったが、登記簿の住所あてに丁寧な手紙を送ってみることにした。

【結果】

隣地所有者も「いずれ建物を建て別荘として使うつもり」だったため、価格次第では購入を検討するとの回答を得た。隣接地を購入することのメリットを説明し、諸条件を調整した結果、固定資産評価額より若干高めの金額で合意し、売買契約を締結した。

<ポイント>

売買事例が少ない地方の小さな不動産の場合、不動産業者も積極的には動いてくれません。手間の割には成約できる可能性が低く、仮に成約しても手数料が少額であるためです。

その際には、目的を整理して、実現可能かつ納得できる解決策を導き出し、それに対する綿密な実行力が必要になります。

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