雑学:日本の海

 

2499b08df1151131503024f0afc36b17_s昨年末の海底火山の噴火により、小笠原諸島に「新島」ができそうでしたが、隣りの「西之島」と陸続きとなったようです。

仮に新しい島ができたとすると、日本の「陸地」が増えるというよりも「海」が増えます。

国際的なルールとして、沿岸部から12海里(約22キロ)が「領海」となっており、更に沿岸部から200海里(約370キロ)が「排他的経済水域」とされています。

 

「領海」は国土に近いイメージで、基本的には他国が勝手に入ることができません。

「排他的経済水域」とは、船舶航行や海底ケーブル施設などは他の国でもできますが、海洋資源(水産資源や海底鉱物)に対する権利は沿岸国にあるとするものです。

簡単に言うと「新島」の周りの「海」も一緒に付いてくる感じでしょうか。
但し今回の小笠原のケースでは「新島」ができたとしても、既存の「西之島」の隣りなので、ほとんど影響しなかったと思います。

 

さて、世界の「領海+排他的経済水域」の広さを見てみましょう。

Wikipediaによれば、
1位はアメリカ、1135万平方キロ
2位は意外にもフランス、1103万平方キロ
3位はオーストラリア、1064万平方キロ
4位はロシア、756万平方キロ
5位はカナダ、559万平方キロ
6位は日本、447万平方キロ
7位はニュージーランド、408万平方キロ
8位はイギリス、397万平方キロ
9位はブラジル、366万平方キロ
10位はチリ、201万平方キロ

 

以前ご紹介したロシアの国土面積1710万平方キロと比較すると分かりやすいです。

アメリカ、オーストラリア、ロシア、カナダなどは国土面積も広く、海に面している部分も大きいですからイメージしやすいですね。

意外なのがフランスです。国土面積はそんなに広くありません。

理由は大西洋や太平洋にたくさん島を持っているからでしょうね。

そして日本はなんと6位です。国土面積では世界で62番目でしたから、あらためて「海洋国家」なんだと思います。

小笠原諸島、特に「南鳥島」とか「沖ノ鳥島」のように先端の島の意味は大きいです。

「海」については、もとより漁業関係者にとっては日常のテーマですし、エネルギー資源の少ない日本にとっては海底鉱物の開発はとても重要です。

もちろん権利の裏側には、海洋汚染の防止の義務があります。日本は海に囲まれた島国であることを忘れずに大切にしていきたいですね。

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