遺言とは、遺言者本人が亡くなったときに初めて効力を発生する書類です。
そのため遺言者は自分の死後、期待通りの結果になったか確認することは出来ません。
また、遺言書を作るには「自分の死後」をイメージしなければなりませんので、本人にとっては少々辛い作業です。
ですが「想定外」の事柄が無いように十分な配慮をすれば、安心できる遺言書を作ることは可能です。
そして、遺言が「法律的な効力」を発生するのは遺言者が亡くなったときですが、実は生前にも大きな「効能」があります。
遺言書を作り終えた多くの方が、
- 「とてもスッキリした」
- 「漠然とした不安を感じていたが、それが解消されて安心できた」
- 「自分の人生を振り返ることが出来て、達成感を感じている」
といった感想をお持ちになります。
決してネガティブなものではありません。遺言書作成に、気持ち良く取り組まれることを願っています。